【今後どうなる?流し読みでOK!】仮想通貨「イーサリアム/Ethereum」とは?わかりやすく紹介!チャートからみる将来性

2018年はイーサリアムの年?時価総額2位の人気仮想通貨「イーサリアム」とは?

これまでも人気の仮想通貨として話題にあがっていた「イーサリアム(Ethereum)」ですが、2018年もまだまだ話題の絶えない仮想通貨となっています。

イーサリアムは「イーサリアムプロジェクト」という組織が開発運営を行う通貨で、仮想通貨としての正式名称は「Ether(イーサー)」ですが、取引所や情報サイトなどにおいても基本的には「Ethereum(イーサリアム)」と表記され、単位は「ETH」となっています。

また、イーサリアムはビットコインの次世代コインと言われ、ビットコインのブロックチェーン技術に「スマートコントラクト」という仕組みを取り入れた仮想通貨で、2017年も常に話題の絶えない仮想通貨となっていました。

そんなイーサリアムですが、2018年1月上旬から下旬にかけて相場価格約16万円を記録する高騰がありました。

更に、その高騰の原因ともいわれている2018年1月20日に実施されたイーサリアムのハードフォークと「イーサリアムゼロ」の誕生があり、イーサリアムは2018年にせわしないスタートをきりました。

また、2018年3月末頃にも話題にあがっているのが

・イーサリアムのメトロポリス
・イーサリアムのアルゴリズムを「PoW」から「PoS」へ移行
・イーサリアム開発者-Vitalik Buterin(ヴィタリック ブテリン)氏の来日イベント

についてです。

上記の、イーサリアムの開発者Vitalik Buterin(ヴィタリック ブテリン)氏の来日イベント(2018年3月28日開催)では、多くの参加者が集まりイベントが行われたとのことですが、そこでブテリン氏はイーサリアムの今後と取り入れるべき3つの技術についてを語ったそうです。

また、上記のイーサリアムにおけるメトロポリスや「PoS」への移行、そしてハードフォークについては後ほどご紹介いたしますので、まずは「イーサリアム」の基本情報や特徴についてをご紹介します。

 

仮想通貨「イーサリアム」の基本情報・特徴 

 

 

通貨名称Ether(イーサー)
Ethereum(イーサリアム)
通貨単位ETH
開発者Vitalik Buterin(ヴィタリック ブテリン)氏
発行上限なし
管理システムPoW(Proof of Work)
取引所要時間約15秒
運営元Ethereum Project
運用開始日2015年7月30日
公式サイトhttps://www.ethereum.org/
公式Twitterhttps://twitter.com/ethereum
時価総額4兆1,591億2,582万5,916円 (2018年3月調べ)
供給量9,850万2,472 ETH
取引所:bitFlyerZaifbitbankGMOコインPoloniexBITTREXLiqui

 

「スマートコントラクト」とは?

イーサリアムの特徴のひとつがこの「スマートコントラクト」です。

スマートコントラクトは何のシステムなのかと言うと、皆さまがイーサリアムを利用して行った取引情報を保存するためのシステムです。

簡単に言えば「取引情報の保存内容と方法」ですね。

また、このシステムがビットコインの次世代と言われる理由のひとつでもあります。


まず、ビットコインとイーサリアムで共通の保存内容はというと

「AさんがBさんに10万円送金しました。(=Bさんが10万円を受け取りました)」

という「とある2人の間で完了した取引の記録」=「取引情報」がどちらでも保存される取引内容です。

ちなみに、ビットコインで保存できる取引内容は上記の「取引情報」のみです。


では、イーサリアムはというと、更にもう一点「契約内容」を保存する事ができるようになりました。

具体例でみてみると

「AさんがBさんに10万円送金しました。(=Bさんが10万円を受け取りました)」

という取引を行った際に

「Bさんは1年後、Aさんに10万円を返金(送金)する約束をした上で取引しました。」

という約束(契約)情報も付属して保存する事ができるという事です。

もちろんこれは返金における契約情報である必要はありません。

たとえば「Aさんは毎月2日にB企業に500円を月額を支払う」という場合も、このスマートコントラクトが利用できるわけです。


これにより、個人間、または即決済における取引でしか利用できなかった仮想通貨が企業と顧客間の定期決済(月額、年額など)にも仮想通貨が利用できるようになったのです。

法定通貨のように国が管理している通貨と違い、だれもその価値を保証してくれない仮想通貨で最も大切なのは「その通貨の価値(または利用価値)」です。

利用できる範囲や条件、利益や得の幅が狭ければ狭いほどそのものの価値は薄れていき、だれも必要としてくれず、流通すら起こりません。

ですので、この「スマートコントラクト」という技術は大きく注目されました。

そしてこのスマートコントラクト技術をベースとしたイーサリアムは2018年に更に新たな発展を遂げていこうとしています。

2018年は「イーサリアムの年」と言われるように、イーサリアムの今後もまた期待が高まっています。

 

仮想通貨「イーサリアム」の相場(価格)リアルタイムチャート

 

 

 

「イーサリアム」の価格変動(チャート)からみる将来性

先ほどはイーサリアムのリアルタイムーチャートをお示ししましたが、こちらではイーサリアムのこれまでのチャート(価格相場)変動をみてみましょう。

こちらが2017年3月30日現在にいたるまでのイーサリアムの価格変動を示したチャートです。


これまでの価格変動の流れとしては

リリース後、ゆるやかなラインをたどった後、2017年6月中旬に大きく高騰をみせ、4万円を超えます。

そこから再び下落を辿り、1万7000円ほどに下落しますが再びすぐに上がり再び山をたどります。

2017年9月以降はゆるやかなラインを辿りつつ徐々に価格をあげて2017年の11月12月にかけてぐっと高騰していきます。

そして12月、それまでの過去最高値となる9万円を超え、10万に達するのではという期待もかかりました。

残念ながら今回の高騰ではそこにはいたらず、再び小さな下落を経ます。

そして2018年1月とうとう期待されていた10万を超え現時点までの最高値16万円を突破することとなりました。

その大きな高騰を経て、再び価格は下降し続け、高騰の分まるまる下落し4万円台となってしまいました。

現在もまだ上昇や高騰の様子はみられません。


以上がこれまでの流れとなっていますが、あまりにも勢いよく高騰したため失速感も如実に感じられ、保有ユーザーからも不安の声が多くみられます。

ただ、ビットコインについても同じように価格の下降が続いています。

また、この下落についてですが、日本で新しく法律が出来たことや、多くの国内取引所が金融庁から審査を受けるなど仮想通貨についてのルールがやっと形になってきている状態の影響が改めて表れている可能性もあります。

その為、この下降はイーサリアムに限った事ではないという点からも、仮想通貨全体と、イーサリアムのPoS導入の時期での変動でどう動くかで今後も見えてくるのではないかと考えます。

イーサリアムについても、高騰したという情報を仕入れてからでは動くには遅いので、「上がる可能性がある」というポイントの見極めを持てるようにする為にも、先々を見据えて情報を仕入れていくと良いでしょう。

 

「イーサリアム」が買える取引所一覧

運営元取引所名
日本ビットフライヤー/bitFlyer
日本ザイフ/Zaif
日本ビットバンク/bitbank
日本GMO-Z.comコイン
海外ポロニエックス/Poloniex
海外ビットレックス/Bittrex
海外リクイ/Liqui

【10社を徹底比較!】初心者向け仮想通貨取引所おすすめランキング!

 

「イーサリアム」の買い方売り方

以下では「イーサリアム」の買い方売り方についてを詳しくご紹介しています。

【簡単やさしい!】イーサリアムの買い方・売り方まとめ【bitFlyer・Coincheck】

 

仮想通貨「イーサリアム」のメトロポリスとは?

2018年でもイーサリアム関連の話題としてあがっているメトロポリスとは何かというと、イーサリアムにおけるアップデートの名前です。

イーサリアムは世界中でリリースされる前から、長きにわたってセキュリティ面やシステムとしての安定性などをより向上していくためのアップデートを行ってきました。

そしてそのアップデートは大きく分けて4段階にわかれており、「メトロポリス」とはその大型アップデートの3段階目につけられた名前です。

以下をご覧ください。

以下が、現在も進行中の大型アップデート(=ハードフォーク)の段階ごとの名称とカンタンな概要です。


❶Frontier/フロンティア➡2015年7月30日

 こちらは世界中で利用できるようにリリースした頃合いの初期段階のバージョンで、β版のような状態で、安定化などを目指した開発者向けに近いアップデート段階です。

 ただし、この時点ではイーサリアムの安定性はまだ完全ではありませんので、2段階目のアップデートへ向けて再び進んでいきます。


❷Homestead/ホームステッド➡2016年3月15日

 こちらでは、イーサリアムのシステムを利用したアプリの開発などがしやすくなり、そのほか、スマートコントラクトにおける取引情報が保存される際のコストが上がり、セキュリティ面の厳格化などが主なアップデート要素となりました。


❸Metropolis/メトロポリス➡2018年4月時点で実施中

 今回話題に上がっているメトロポリスですが、こちらが現在実施中のアップデートとなります。

 ただし今回のメトロポリスは更に2段階のハードフォークで構成されており

 1⃣Byzantium/ビザンチウム➡2017年10月16日
 2⃣Constantinoplis/コンスタンティノープル➡実施日未定 2018年内を予定?

 という2段階で完了となります。

 メトロポリスの第一段階目は既に完了となっていますので、残すはコンスタンティノープルです。

 こちらを終えればメトロポリスは完了し、より利用可能者の幅を広め、

・一般人でも利用できるようなインターフェースの作成
・暗号鍵に関する面でのセキュリティ強化
・取引(トランザクション)が行われる際の匿名性の強化
・「PoS」移行の準備

の4点が「メトロポリス」でのアップデートにより完了が予定されています。


❹Serenity/セレニティ➡実施日未定

 アップデート最終段階となるセレニティですが、こちらはメトロポリスが完了した後に実行となります。

 こちらのアップデートが済むと、メトロポリスで準備完了となったらPoWからPoSへの移行が完了となります。


以上のように、現在話題となっているメトロポリスはここ数年間で実施されているイーサリアムのアップデート3段階目をさす名称のことでした。

そしてイーサリアムは現在この4段階のアップデートを経てより完成度の高いシステムへと進んでいます。

またこれによってイーサリアムの価格は変動するのか?という点ですが、恐らく次回実施される、メトロポリスのコンスタンティノープル時にはまた、ホームステッドの時と同じく価格は上昇するのではないかと言う予想もされています。

というのも、前回の実際にビザンチウムが行われた際は価格はむしろ下がってしまったのですが、こちらについてはメトロポリスの完了が2017年11月頃などと予想されていた為「いまではない」という判断をされたユーザーも多かったのではないかと考えます。

ねらい目は「メトロポリスの完了」という方も少なくはなかったと考えますので、その時期が延期になり2018年内かもしれない、と不明瞭になってしまった為見極めは難しくなりましたが、逆に予想がつけられないからこそいち早く予想がつかめれば見極めがつけやすくなります。

その為にも、今後のイーサリアム情報は見逃せないようにするとよいでしょう。

 

「イーサリアムクラシック」「イーサリアムゼロ」とは?

上記でイーサリアムの4段階の大型アップデートをご紹介しましたが、こちらのアップデートをハードフォークと言います。

これまでのバージョンと互換性をもたない新しい状態の仮想通貨(またはシステム)に変更するというものですね。

そしてそんなハードフォーク、実は種類があります。

種類と言っても目的が違うのですが、今回のメトロポリスなどの場合は「アップデートを行うためのハードフォーク」となります。

ですがイーサリアムはこれまでに、「コイン分裂の為のハードフォーク」も行っています。

そして過去2回のコイン分裂から誕生したのが「Ethereum Classic(イーサリアムクラシック/ETC)」と「EthereumZero(イーサリアムゼロ/ETZ)」です。

このふたつの中でもイーサリアムゼロは2018年1月19日に誕生した新しい仮想通貨です。

特徴としては、名前の由来ともなった「手数料ゼロ」という点。

ただし、評判を見るとその価値事態は現在高くみられておらず、注目するならばイーサリアムのメトロポリス完了またはイーサリアムクラシックの方がよいだろうと言われています。

また、そんな「イーサリアムクラシック」については以下の記事で詳しくご紹介しておりますので、よろしければあわせてご活用ください。

【仮想通貨】「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」とは?2017年に価格高騰!?

 

「イーサリアム」と「ビットコイン」の違い

今回は、時価総額2位のビットコインの次世代コインといわれて誕生した「Ethereum/イーサリアム」についてをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか?

「2018年はイーサリアムの年」とうたわれるように、開発者直々のミートアップイベントが日本で開催されるなど、イーサリアムは活発に様々な取り組みを展開させています。

そして、現在実行中のアップデートである「メトロポリス」を含めた大型アップデートと、それに伴う「PoSへの移行」など、様々な障害を乗り越えながらも着実に進展をみせているイーサリアムですが、今回は最後にそんな「イーサリアム」と時価総額1位の座を譲らない「ビットコイン」との違いは何かについてを簡単にご説明しておわりにしたいと思います。


まず「ビットコイン」といえば「ブロックチェーン」という単語がついてまわるほど密接な関係にあります。

どのくらい密接化と言うと「ブロックチェーン」なくして「ビットコイン」は成立しないというほど密接です。

今回「イーサリアム」を利用して行われた取引情報はすべて「スマートコントラクト」という管理システムが基盤となりデータの保存が行われているとご紹介しましたが、「ビットコイン」にとって、この「取引所を管理するためのシステム」が「ブロックチェーン」なのです。

つまり、ビットコインとイーサリアムの最も大きな違いはこの管理システム(正式にはアルゴリズム)にあります。

ビットコインの「ブロックチェーン」が保存できるのは「どのユーザーがビットコインをいくら取引したか?」という情報だけですが、イーサリアムの「スマートコントラクト」を利用すると上記に加え「どのような約束を交わしていくら取引したか?」という「約束」部分も付属して保存できるという特長があります。

この「どのような情報を保存し管理できるか」という点がビットコインのイーサリアムの最も大きな違いとなります。


また存在意義としてみるならば「ビットコイン」は「世界中で通貨として利用されるための決済システム」を目指した仮想通貨といえます。

それに対し「イーサリアム」は上記でお示ししたように「プラットフォーム」としての役目をもち誕生し、分散型アプリケーションを作成する為の基盤となるべく誕生しました。


その他、細かな点となりますが、取引情報はそれぞれの保存スペースに「ブロック」として生成されるのですが、そのブロックを生成するためにかかる時間が

・ビットコインは「約10分」
・イーサリアムは「約15秒」

という違いも大きな違いです。

ただし、ブロックの生成時間は早ければ早いほど取引完了までの時間が早くはなりますが、セキュリティや精査面の不安点が出てくる為、全ての観点からみて「早いほど良いというではない」ので、この点だけでその仮想通貨の価値を見極めるのは危険です。

また、「ブロックの生成」や仮想通貨の基盤となる「ブロックチェーン」について、詳しくは以下の記事をご参照ください。

【やさしい解説!】「ブロックチェーン」とは?わかりやすく簡単に!


最後に「発行上限の有無」が大きな違いとなります。

・ビットコインは「2,100万BTCまで」が発行上限
・イーサリアムは「発行上限なし」

となっています。

このように、発行上限もまた「ビットコイン」と「イーサリアム」の大きな違いとなっています。


主には上記の3点がこのふたつの通貨の大きな違いです。

その他でいえば価格や時価総額、または所有ユーザー数や取引所での価格など細かな点で違いが出てきますが、大きな違いとしてはこの点だけ踏まえておけば問題ありません。

ということで、今回は最後に「ビットコイン」と「イーサリアム」の違いをご紹介いたしました。

 

「イーサリアム」は「ビットコイン」同様に常に話題にあがり、取引所も保有ユーザーも多い仮想通貨です。

またビットコインよりは価格が低めですので、ビットコインに比べると比較的手も出しやすくはなっています。

そんなイーサリアムは2018年も話題の絶えない通貨となるだろうと予想されますので、今後の動向も注意深くチェックしてみるとよいかもしれません。

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