【仮想通貨】「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」とは?2017年に価格高騰!?

今後が見逃せない仮想通貨「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」とは?

2016年7月20日に実施されたイーサリアム(Ethereum)のハードフォーク。

こちらをきっかけに、イーサリアムから分裂して誕生したのがこの「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」です。

「イーサリアム」と「イーサリアムクラシック」に機能性の違いはありませんが、決定的な違いがあります。

それが「イーサリアムクラシック」の「安全性の高さ」です。

「イーサリアム」がハードフォーク(それまで所持していたイーサリアムを使えなくなる方式をとるアップデート)されるきっかけとなったのは、とあるハッキングによるイーサリアムの不正取得事件です。

この事件については後ほど詳しくご紹介いたしますが、このハッキング被害が起こった事により「安全性」を重視した「イーサリアムクラシック」が誕生しました。

そんな「イーサリアムクラシック」ですが、流通し始めた当初はまだまだ下火で、2017年に入るまではひたすら数百円台の相場を緩やかに辿るような相場状況でした。

ですが2017年4月頃から徐々に価格が上昇し始め、7月に大きな価格の底上げがなされました。

その為2017年7月現在では1000円以上の相場をキープしている状態です。

まだまだ未成熟な仮想通貨「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」ですが、今回の高騰具合からみても、今後が気になる仮想通貨となっています。

という事で、今回は「イーサリアム」から分裂して誕生した「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」についてをご紹介していきます。

「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」の特徴

最初に、「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」の基本的な情報をお示しします。

通貨名称Ethereum Classic(イーサリアムクラシック)
通貨単位ETC
開発者Bit Novosti(ビット ノーボスチ?)
発行上限無限(※理論上制限なし)
管理システム-
取引所要時間-
運営元MobileGO
運用開始日2017年7月20日以降(※イーサリアムハードフォーク実施日)
公式サイトhttps://ethereumclassic.github.io/
公式Twtitterhttps://twitter.com/eth_classic
供給量9,375万1,696 ETC(2017年7月21日調べ)

取引所:Coincheck(コインチェック)※国内

以上が「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」における基本情報です。

現在国内で「イーサリアムクラシック」を取り扱っている取引所では「Coincheck(コインチェック)」がメジャーです。
(「Coincheck(コインチェック)」については「【本当に大丈夫?】「コインチェック(Coincheck)」の評判と口コミ」の記事をご参照ください。)

また、基本情報一覧の中で開発者名についてはロシア人という情報があるのですが、どのように読むのかが明確なものが見つけられなかった為、調べた限りの情報で掲載をしております。

では、「イーサリアムクラシック」についてもう少し詳しくみていきましょう。

仮想通貨「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」の基本情報

冒頭でもお示ししましたように、「イーサリアムクラシック」は「イーサリアム」から分裂した仮想通貨です。

その為、「スマートコントラクト」を特徴としており、「取引情報」に加え「契約情報」もブロックチェーン上に記録できるようにした仮想通貨であるという点は劣らず同じです。

そういった点からも、「イーサリアムクラシック」を理解す場合、元となる「イーサリアム」の機能性についてを理解しておくとスムーズです。

その為、上記の「スマートコントラクト」という特徴のほかにつきましては「【流し読みでOK!簡単解説】イーサリアムとは?わかりやすくご紹介!」の記事をご参照下さい。

当記事でも必要最低限の補足説明は加えてまいりますが、上記の記事を併せてご参照頂けますと、より理解が深まると思います。

また「イーサリアム」の機能性に加え、さらに「安全性を重視した仮想通貨」となっているのが「イーサリアムクラシック」の特徴でもあります。

この点が「イーサリアム」に勝る点です。

ですが「イーサリアム」に劣る点もあります。

それが「人員」「資金」の量です。

「イーサリアム」のハードフォークについては下記で詳しくお示ししますが、実はこの「ハードフォーク反対派」が「イーサリアムクラシック」を開発しました。

その為、もととなる「イーサリアム」よりも開発運営に携わるスタッフは圧倒的に少なく、さらには「資金」も圧倒的に少ないのです。

その為に「イーサリアム」が大手企業であれば「イーサリアムクラシック」は中小企業といった感じです。

運用が開始されてから1年ほどでしかない「イーサリアムクラシック」では「イーサリアム」を超えるにはまだ力が足りないのです。

そういった点で、「今後」に期待値があるものの「不安」もあるといったところです。

そんな「イーサリアムクラシック」ですが、その誕生の経緯をたどる前に、最近ではどのようなニュースや変動があったのかを、2017年7月現在でお示しできるチャートをご覧いただきたいと思います。

仮想通貨「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」の相場(価格)チャート

こちらが、2016年7月24日の日本時間では22時以降(※)から本日2017年7月20日現在に至るまでの「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」の相場変動を表したチャートです。
(※この前日23日から海外大手取引所「POLONIEX」をはじめとする様々な取引所が「イーサリアムクラシック」の取り扱いを開始しました。)


「イーサリアムクラシック」チャート-2017年5月24日の価格高騰

上記のチャートをご覧いただくとわかる通り、ある時期から価格が急激に伸び始めています。

緩やかな山を描いたあと真上に伸びるように一気に価格が上昇しているラインがありますね。

コチラがちょうど2017年5月24日頃なのですが、この際にすでに1000円台を超え、5月25日に最大約2,607円まで上昇しました。
このきっかけは恐らく「イーサリアム」の高騰が影響をしていると考えられます。

実はこの24日頃に上昇したのは「イーサリアム」のみではありません。
他の仮想通貨も同じように上昇を見せた日でした。

この上昇のきっかけとなったのは2017年5月22日~24日にNYで実施された仮想通貨のカンファレンス「コンサンセス2017」と考えられます。

こちらは仮想通貨の投資家や企業向けに様々な仮想通貨のインフォメーションなども行われる大きなイベントです。

ですので、これを機に価格が高騰するのは必然でした。
その為、「イーサリアム」に連動して「イーサリアムクラシック」も上昇したのだろうと思われます。

因みに、この高騰がきっかけで「イーサリアムクラシック」はそれ以降1,000円以上をキープしている為、価格の底上げとなりました。


「イーサリアムクラシック」チャート-2017年5月31日~6月1日の価格高騰

また、その後の2017年5月31日と6月1日には、中国の大手取引所「Huobi(https://www.huobi.com/)」「OKCoin(https://www.okcoin.com/)」が「イーサリアム」の取り扱いを開始しました。

その為、「イーサリアム」の高騰があり、それに引き上げられるように「イーサリアムクラシック」も高騰。

この際にも最大約2,012円まで高騰し、その先は全体的にも右肩あがりに価格変動がおこっています。


「イーサリアムクラシック」チャート-2017年6月11日の価格高騰

次の2017年6月11日にも最大約2,631円にまで上昇を見せました。
こちらは「イーサリアム」の高騰に影響を受けての上昇と考えられます。

「イーサリアム」では、「イーサリアム」のプラットフォームを介して、様々なプロジェクトの発表が多くなされており、それに伴ってのICOでは成功例も多いようです。

これに関連して「イーサリアム」が高騰し、「イーサリアムクラシック」も高騰したのだろうと思われます。


 

「イーサリアムクラシック」チャート-2017年6月26日の価格高騰

そして、2017年6月26日の日本時間18時頃から、中国の大手取引所「BTCC(https://www.btcc.com/)」にて「イーサリアムクラシック」の取り扱い、取引が開始されました。

この26日にはこれまでのような大幅な高騰はありませんでしたが、この報告が出されていた事から、前回の11日以降はいくつかの高騰の山が描かれました。

「イーサリアムクラシック」チャートからみる将来への期待

このように「イーサリアム」や仮想通貨市場全体、そして、「イーサリアムクラシック」事態での出来事など様々な影響を得て「イーサリアムクラシック」は高騰する事が度々あります。

現在2017年7月下旬では底上げが成功した為に、1,000円を切る事はなく、大体1,500円~2,500円ほどの間を行き来している状態です。

こちらの記事でご紹介している「コンセンサス2017」という仮想通貨の大きなカンファレンスですが、2018年にも実施が予定されています。

その為、それまでに「イーサリアムクラシック」が知名度を上げていれば、このカンファレンスで紹介される可能性もなくはありません。

そうすれば、やはり「高騰」の期待が高まります。

その他にも「イーサリアム」とは分裂し、競争し合う関係性にあっても、現段階で見る限り「イーサリアム」が高騰すると「イーサリアムクラシック」も高騰する傾向にあります。

そしてその「イーサリアム」では先述したように様々なプロジェクトが、「イーサリアム」のプラットフォームを利用してのプロジェクト公開やICOも実施しています。

そういった事からも「イーサリアム」は高騰するきっかけが絶えず発生している状態です。

ということは「イーサリアムクラシック」の高騰のきっかけも絶えず発生しているということになりますので、今後も目の離せない仮想通貨となっています。

今後確実に上がるというものは、どの仮想通貨に対しても言えない事ですので、「イーサリアムクラシック」に対しても「確実」はありません。

ただし可能性に期待できる状況にはありますので、その可能性が気になる方はチャートを見極めつつ、「イーサリアムクラシック」を取得・保管しておくのも良いかもしれません。

また、国内の大手取引所「Coincheck(コインチェック)」が取り扱ってくれているので、日本語対応の安心できる環境で売買可能です。

そういった事からも、他のメジャー仮想通貨よりまだ安価である状態で目をつけておくのは良いかもしれません。

ただし、投資はすべて自己責任ですので、投資される場合はよく考え、後悔のない範囲でチャレンジすると良いでしょう。

何事も事前の見極めが肝心です。

 

「イーサリアムクラシック(ETC)」が買える取引所一覧

運営元取引所名
日本ビットフライヤー/bitFlyer
海外ポロニエックス/Poloniex
海外ビットレックス/Bittrex

 

仮想通貨「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」はどのようにして生まれたか

今回は「イーサリアム(Ethereum)」から分裂して誕生した、「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」についてをご紹介させて頂きましたがいかがでしょうか。

「イーサリアムクラシック」の特徴は「イーサリアム」から受け継いだ「スマートコントラクト」による「契約・取引」情報の2点を記録する特性と、「安全性」に長けた仮想通貨であるというのが何よりも大きなポイントです。

そんな「イーサリアムクラシック」ですが、なぜ「イーサリアム」から分裂する事になったのでしょうか。

今回は最後に、その誕生のきっかけについてご紹介したいと思います。

 

「THE DAO」のハッキング被害事件

「イーサリアムクラシック」誕生のきっかけとなったのは、「イーサリアム」から派生して立ち上げられたサービス「THE DAO」というベンチャー企業への投資サービスがのハッキング事件です。

こちらは、「THE DAO」のシステムの脆弱性によるバグを狙い、何者かによって行われたハッキングが成功した結果、360万ETH(約52億円)に上る「イーサリアム」が不正取得されました。

この事態に直面した為、「イーサリアム」開発側は緊急措置として「イーサリアム」のハードフォーク(※)を行いました。
(※「ハードフォーク」とは、仮想通貨の場合、旧バージョンの仮想通貨を使用できなくするタイプのアップデート方法です。
 今回の「イーサリアム」を例にすると、「ハードフォーク」前の「旧イーサリアム」は「ハードフォーク」(アップデート)後は、手持ちの「イーサリアム」を「新イーサリアム」にアップデートしなければ仮想通貨として使用できない。というアップデートになります。)

なぜこの「ハードフォーク」を行ったのかというと、不正に取得された「イーサリアム」を仮想通貨として使用できなくする為です。

この迅速な対応については、ユーザーからも称賛の声が上がり、これまでの「イーサリアム」所持者にも大きな被害が出ずに済んだという事でプラスな結果に終わりました。

しかし、ここでとある一部の開発者よりこの行動への反発意見が出始めました。

彼らの意見としては「ブロックチェーンシステムを利用した「イーサリアム」は中央管理者がいないという点を特長としている。だが今回の場合、特定の人物により「イーサリアム」のルール変更が行われたという事になり、その根本的な在り方を曲げてしまっている」という事でした。

この結果として危惧されたのが「今後、開発側がイーサリアムの利益の為に勝手にシステムルールを変更するのでは」という事でした。

管理しているのが人間という事からも、絶対的な信頼、絶対的にそのような事はしないとは言い切れないと判断したユーザーもいたようです。

ですが実際に「ハードフォーク」は実施された為、「旧イーサリアム」は使用できなくなりました。

そこで、反対派が出た行動が「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic)」の開発です。

この「イーサリアムクラシック」のもう一つの特徴は、この「旧イーサリアム」を「イーサリアムクラシック」として使用できるという点です。

つまり「新イーサリアム(現在「イーサリアム」として流通しているもの)」にせずとも「イーサリアムクラシック」として使用し続けられるという事です。

そして、今回の被害の原因が「ハッキング」であったことからも、「イーサリアムクラシック」では何よりも「安全性」に重点をおき開発運用が行われています。

その為「イーサリアム」の仮想通貨としての良いところをすべて引き継いだまま、アップデートされず、安全性を強化された状態での継続使用を実現しました。

そしてそんな「イーサリアムクラシック」が目指しているのが「ハードフォークされないイーサリアム」です。

「ハードフォーク」は仮想通貨ユーザーからすれば、「1万円札が紙クズになる」ような感覚です。

勿論アップデートを行えば使用はできますが、今回の「旧イーサリアム」は、もしアップデートをしない状態で「イーサリアムクラシック」が生まれていなければ「金銭的無価値」のただのデータです。

だからこそ仮想通貨の「ハードフォーク」はこれだけ話題になるのです。

そしてそのリスクのない「イーサリアム」を目指しているのが「イーサリアムクラシック」ですので、「安全性」に加え「安心感」も得られればより良い仮想通貨になり得るでしょう。

という事で、このような流れで「イーサリアムクラシック」は誕生しました。

現在はようやく波に乗り始めた「イーサリアムクラシック」ですので、まだまだ「イーサリアム」に比べれば知名度や人員、資金が足りていません。

だからこそ投資側からすると狙い時と言えば狙い時なのですが、いずれにせよ「イーサリアムクラシック」については今後も注目していきたい仮想通貨であると考えています。

その為、「イーサリアムクラシック」の将来を見据え、今後に期待している方も、そうでない方も、「イーサリアムクラシック」の情報にはぜひ注目してみてはいかがでしょうか。

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