仮想通貨やビットコインの少額投資は儲からないの？BTCを500円分買ってみた筆者が解説

「ビットコイン少額投資は儲からない」というのは誤解です。

根拠として、過去の価格推移を見ると、ビットコインの価格は長期的に上昇傾向にあります。

また、500円から始められる積立投資を活用すれば、リスクを抑えつつ利益を狙うことができるのです。

本記事では以下の内容について解説します。

今すぐ少額から仮想通貨やビットコインに投資したい方は「海外仮想通貨取引所おすすめ比較ランキング10選」を参考にしてくださいね。

ビットコイン　の少額投資は本当に儲からないのか？

ビットコインの少額投資は、本当に儲からないのでしょうか？

この章では、少額投資でも利益を出せるデータや、ビットコインの将来性について解説します。

500円から始められる投資方法も紹介するので、少額からビットコイン投資を考えている方は参考にしてください。

少額でも利益を出せる投資実績データ

ビットコインの少額投資でも、利益を出すことは可能です。

過去のデータを見ると、ビットコインの価格は年々上昇傾向にあります。

年	ビットコイン価格
2015年	約3万円
2018年	約70万円
2021年	約650万円

ビットコインの将来性と価格推移

ビットコインの将来性は高いと考えられています。

需要増加と供給制限により、中長期的な価格上昇が見込めるでしょう。

さらに過去のビットコインの価格推移からも将来性は十分見込めるといえます。

以上の点からも分かるように少額からでもいいのでビットコインに投資することはメリットがあるといえるでしょう。

500円から始められる投資方法

ビットコインの少額投資は、500円程度の資金から始められます。

定期的な少額購入を積み重ねることで、ビットコインを効率的に増やせるでしょう。

ビットコイン少額投資で確実に儲けるための方法

ビットコインの少額投資で利益を出すには、どのような方法があるのでしょうか。

この章では、以下の投資方法について解説します。

それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。

ドルコスト平均法を活用する

ビットコインの少額投資で利益を狙うなら、ドルコスト平均法がおすすめです。

ドルコスト平均法には以下の特徴があります。

相場の影響を受けにくく、平均取得単価を下げられるのがメリットです。

取引所形式で購入する

ビットコインを少額から購入する際は、取引所形式を選ぶのがおすすめです。

仮想通貨取引所には、大きく分けて「取引所形式」と「販売所形式」の2種類があります。

両者の主な違いは、以下の表の通りです。

	取引所形式	販売所形式
取引方法	ユーザー同士の売買	ユーザーと取引所の売買
スプレッド	狭い	広い
コスト	安い	高い
価格決定方式	売買注文によって決まる	取引所が指定する

取引所形式では、ユーザー同士の売買によって価格が決まるため、需要と供給のバランスに基づいた価格で取引ができます。

一方、販売所形式では、取引所が指定する価格で売買するため、スプレッド（売値と買値の差）が広くなる傾向にあります。

つまり、取引所形式の方が、よりコストを抑えてビットコインを購入できるのです。

少額からコツコツとビットコインを買い増していくなら、取引所形式を選ぶのが得策といえるでしょう。

レバレッジ取引を活用する

ビットコインのレバレッジ取引は、少額の証拠金を元手に、その数倍の金額で取引ができる方法です。

レバレッジ取引のメリットは以下の通りです。

例えば、レバレッジを効かせて取引をした場合は以下のようになります。

• レバレッジ2倍：1万円の証拠金で2万円分の取引 → 価格が10%上がれば、2,000円の利益
• レバレッジ5倍：1万円の証拠金で5万円分の取引 → 価格が10%上がれば、5,000円の利益
• レバレッジ10倍：1万円の証拠金で10万円分の取引 → 価格が10%上がれば、1万円の利益

例のように、レバレッジが高いほど、同じ価格変動でも利益が大きくなるのが特徴です。

結果として、効率的に資産を増やすことができるといえます。

ステーキングで運用収入を得る

ビットコインを保有するだけで利息が得られる「ステーキング」は、ビットコインの少額投資においても有効な運用方法の一つです。

少額のビットコインでもステーキングに参加でき、効率的に資産を増やせます。

ステーキングのメリットは以下の通りです。

特に、少額のビットコインでもステーキングに参加できる点は、小額投資家にとって大きなメリットといえます。

関連：仮想通貨のステーキングランキング【2024年最新】おすすめの取引所や利率・利回りも紹介

ビットコインの少額投資におすすめの仮想通貨取引所

ビットコインの少額投資を始めるなら、手数料が安くて使いやすい取引所を選ぶことが大切です。

この章では、初心者におすすめの仮想通貨取引所をランキング形式で紹介します。

各取引所の特徴を比較して、自分に合ったところを見つけましょう。

Bybit

Bybitは手数料も安く日本語のサポート対応もされているので初心者におすすめの仮想通貨取引所です。

対応している通貨ペアも多く、セキュリティ面も万全なので初心者の方には安心です。

どの取引所にしたらよいか分からない方はBybitを選んでおけば間違いないでしょう。

MEXC

MEXCは最も手数料が安く、メイカー手数料が完全無料の海外取引所です。

少額投資は、特に手数料がかかりやすいといわれています。

とにかく手数料の安さ重視したい方は、MEXCがおすすめです。

Bitget

Bitgetは手数料も安く、セキュリティ面にも力を入れている海外取引所です。

手数料も抑えて、セキュリティ面も安心して取引をしたい方は、Bitgetを選ぶとよいでしょう。

BitMart

BitMartは、1,000種類以上の仮想通貨を取り扱い、独自のIEOプラットフォームを提供する取引所になります。

豊富な種類から通貨ペアを選択したい方は、BitMartがおすすめです。

OrangeX

OrangeXは、初心者向けに使いやすさを重視している取引所です。

日本語に完全に対応しています。

使いやすさや初心者に優しい取引所が良いという方はOrangeXがおすすめです。

ビットコイン少額投資のメリット

ビットコインの少額投資には、どのようなメリットがあるのでしょうか。

この章では以下の3点について解説します。

少額投資ならではの利点を理解して、積極的に活用しましょう。

リスクを最小限に抑えられる

ビットコインの少額投資は、大きな資金を投じる必要がないためリスクが限定的です。

特に初心者の方や投資が不安な方は少額から始めることでメリットに繋がります。

分散投資が容易にできる

ビットコイン以外のアルトコインも少額から買えるので、分散投資がしやすいです。

分散投資とは、投資先を複数に分けることで、特定の資産の価格変動リスクを抑えるための投資手法です。

仮想通貨の場合、以下のように投資先を分散させることができます。

• ビットコインに5,000円、イーサリアムに5,000円の計10,000円投資
• ビットコイン、イーサリアム、XRPに3,000円ずつの計9,000円投資
• ビットコイン、イーサリアム、XRP、ライトコインに2,000円ずつの計8,000円投資

例のように、特定の仮想通貨の価格が下落しても、ポートフォリオ全体の損失を簡単に抑えられます。

長期保有で資産形成が可能

例えば、毎月1万円をビットコインに積立投資したと仮定しましょう。

ビットコインの価格が年率30%で上昇し続けた場合、以下のような資産形成が期待できます。

積立期間	積立総額	評価額
5年	60万円	約116万円
10年	120万円	約548万円
20年	240万円	約6,119万円

この試算は一例ですが、長期的に積立を続けることで、少額からでも大きな資産に成長する可能性があることが分かります。

特に、若いうちから少額ずつ買い増していくことで、老後の資金形成にも役立つでしょう。

ビットコイン少額投資のデメリット

ビットコインの少額投資には、3つのデメリットもあります。

メリットだけでなくデメリットも理解して、適切に対処しましょう。

大きな利益を得るまで時間がかかる

ビットコインの少額投資は、利益が出るまでに時間がかかるというデメリットがあります。

例えば以下の表は、投資額ごとに1万円の利益を得るために必要なビットコイン価格の上昇率を示した表です。

投資額	必要な価格上昇率
1万円	100%
10万円	10％
50万円	2%
100万円	1%

表から分かるように、投資額が少ないほど、同じ金額の利益を得るために必要な価格上昇率が高くなります。

手数料コストの影響を受けやすい

取引所の手数料は、投資額が少額だと影響を受けやすくなります。

投資額	手数料率	実質コスト
1万円	0.1%	1%
10万円	0.1%	0.1%
100万円	0.1%	0.01%

手数料ががかかれば、その分自分の手元に残る資産が少なくなります。

出金制限にかかりやすい

ビットコインの少額投資には、出金制限にかかりやすいというデメリットがあります。

多くの取引所では、セキュリティ対策や送金手数料の観点から、出金時の最低金額を設定しています。

最低金額を下回る保有額では、ビットコインを出金することができません。

例えば、以下のような取引所の出金制限ルールがあります。

取引所	ビットコイン出金の最低金額	日本円換算（1BTC=400万円の場合）
bitFlyer	0.001 BTC	約4,000円
Coincheck	0.001 BTC	約4,000円
GMOコイン	0.0001 BTC	約400円
DMM Bitcoin	0.001 BTC	約4,000円

表からも分かるように、取引所によって出金の最低金額にはばらつきがあるものの、数百円～数千円程度の下限が設けられていることが多いです。

ビットコイン少額投資に関するよくある質問

ビットコインの少額投資について、よくある質問に答えていきます。

最低投資金額や積立投資の可否、税金の有無、レバレッジ取引の最低金額など、気になる点を確認しておきましょう。

疑問点を解消すれば、安心して少額投資を始められます。

少額投資の最低金額は？

ビットコインの最低購入金額は取引所によって異なりますが、最安で約1円からの購入が可能です。

取引所	最低購入金額
GMOコイン	0.00001BTC（約30円）
Coincheck	500円
bitFlyer	0.00000001BTC（約1円）

積立投資は少額から始められる？

ビットコインの積立投資は、数百円程度の少額から始められます。

定期購入で買付手数料が無料になる取引所もあるため、実質的に100円から積立可能といえるでしょう。

少額投資でも税金はかかる？

仮想通貨の利益は、雑所得に分類されるので、年間20万円までは非課税になります。

レバレッジ取引は少額から可能？

レバレッジ取引の最低取引額は、FX取引と同様に1,000通貨からのところが多いです。

実際に自分が使用している取引所を確認してみましょう。

まとめ

ビットコインの少額投資は、長期的に見れば利益を出すことが十分に可能な投資方法です。

ビットコインで少額投資をする時のポイントをおさらいします。

そして、少額投資で利益を出すために、以下のコツも押さえましょう。

ビットコインの少額投資は、長期的な資産形成の有力な選択肢です。

リスクを理解し、自分に合った方法で、コツコツと積み立てていきましょう。